急性毒性
経口
【分類(lèi)根拠】 (1) より、區(qū)分4とした。 新たな情報(bào)源の使用により、舊分類(lèi)より區(qū)分を変更した。
【根拠データ】 (1) ラットのLD50 (無(wú)水物): 782 mg/kg (本物質(zhì)換算: 875.2 mg/kg) (ATSDR (2012)、NITE初期リスク評(píng)価書(shū) (2008)、CICAD 12 (1999))
経皮
【分類(lèi)根拠】 データ不足のため分類(lèi)できない。
吸入: ガス
【分類(lèi)根拠】 GHSの定義における固體であり、ガイダンスの分類(lèi)対象外に相當(dāng)し、區(qū)分に該當(dāng)しない。
吸入: 蒸気
【分類(lèi)根拠】 データ不足のため分類(lèi)できない。
吸入: 粉じん及びミスト
【分類(lèi)根拠】 データ不足のため分類(lèi)できない。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
【分類(lèi)根拠】 (1) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。新たなデータが得られたことから區(qū)分を変更した。
【根拠データ】 (1) OECD TG 404に準(zhǔn)拠したウサギを用いた皮膚刺激性試験2試験で皮膚反応は認(rèn)められず24/48/72hの平均スコアは全て0であった (REACH登録情報(bào) (Access on September 2019))。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
【分類(lèi)根拠】 (1) より、區(qū)分1とした。新たなデータが得られたことにより、區(qū)分を変更した。
【根拠データ】 (1) OECD TG 405に準(zhǔn)拠したウサギを用いた眼刺激性試験 (1匹のみ、7日後に安楽死) で非可逆性の癥狀があったとして腐食性物質(zhì)と判定されている (REACH登録情報(bào) (Access on September 2019))。
呼吸器感作性
【分類(lèi)根拠】 データ不足のため分類(lèi)できない。
皮膚感作性
【分類(lèi)根拠】 データ不足のため分類(lèi)できない。
生殖細(xì)胞変異原性
【分類(lèi)根拠】 (1)、(2) より區(qū)分2とした。
【根拠データ】 (1) in vivoでは、マウス骨髄の小核試験及び染色體異常試験で陽(yáng)性の報(bào)告がある (CICAD 12 (1999)、NITE初期リスク評(píng)価書(shū) (2008))。 (2) in vitroでは、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験で陰性、哺乳類(lèi)培養(yǎng)細(xì)胞の染色體異常試験で陽(yáng)性の報(bào)告がある (NTP TR428 (1993)、NTP DB (Access on July 2019))。
発がん性
【分類(lèi)根拠】 國(guó)內(nèi)外の分類(lèi)機(jī)関による既存分類(lèi)はない。利用可能なヒトを?qū)澫螭趣筏繄?bào)告はない。(1) の報(bào)告があるが (2) のWHOの見(jiàn)解に基づきデータ不足のため分類(lèi)できないとした。
【根拠データ】 (1) ラット及びマウスに本物質(zhì)を2年間混餌投與した発がん性試験において、ラットでは雌雄ともに腫瘍発生の増加はなく発がん性の証拠はないとされた。一方、マウスでは雄に甲狀腺濾胞細(xì)胞腺腫、雌に甲狀腺濾胞細(xì)胞の過(guò)形成が示され、発がん性の不確かな証拠 (equiovocal evidence) と結(jié)論された (NTP TR428 (1993))。 (2) WHOはマンガンの発がん性について、げっ歯類(lèi)での不確かな証拠と他種での証拠が不足していることから、結(jié)論は下せないとの見(jiàn)解を示した (CICAD 12 (1999))。
生殖毒性
【分類(lèi)根拠】 本物質(zhì)のデータはないが、(1)~(4) より區(qū)分1Bとした。マンガン化合物として分類(lèi)を行ったことから分類(lèi)結(jié)果が変更となった。
【根拠データ】 (1) 日本産業(yè)衛(wèi)生學(xué)會(huì)がマンガン及びマンガン化合物に対して生殖毒性物質(zhì)第2群 (區(qū)分1B相當(dāng)) に分類(lèi)している (産衛(wèi)學(xué)會(huì)許容濃度の提案理由書(shū) (2014))。 (2) 塩化マンガン四水和物 (CAS番號(hào) 13446-34-9) を雌雄マウスに交配前12週間飲水投與後に無(wú)処置の雌雄と交差交配した結(jié)果、親動(dòng)物に飲水量の減少がみられる用量で授精率の低下が雄に、著床率及び生存胎児數(shù)の減少が雌にみられた (食品安全委員會(huì)清涼飲料水評(píng)価書(shū) (2012)、ATSDR (2012)) (3) 塩化マンガン (CAS番號(hào) 7773-01-5) を妊娠ラットに妊娠期間を通して飲水投與した試験では、母動(dòng)物に著床後胚損失の増加がみられ、児動(dòng)物に骨と內(nèi)臓の発達(dá)遅延、內(nèi)反足など外表奇形の発生頻度の増加が認(rèn)められた (食品安全委員會(huì)清涼飲料水評(píng)価書(shū) (2012)、ATSDR (2012))。 (4) 塩化マンガン四水和物 (CAS番號(hào) 13446-34-9) をラットに妊娠15~20日前から分娩1ヵ月後まで飲水投與し、生後40日齢の児動(dòng)物の脳を調(diào)べた結(jié)果、大脳皮質(zhì)のマンガン濃度増加、全脳部位で神経細(xì)胞の7~10%に変化、グリア細(xì)胞數(shù)の用量依存的増加、側(cè)坐核で顕著なグリオーシスが認(rèn)められた (食品安全委員會(huì)清涼飲料水評(píng)価書(shū) (2012))。
【參考データ等】 (5) 本物質(zhì)の無(wú)水物である硫酸マンガン (Ⅱ) (CAS番號(hào) 7785-87-7) は、本邦GHS分類(lèi) (2017年度) において區(qū)分1Bに分類(lèi)されている。
特定標(biāo)的臓器毒性 (単回ばく露)
【分類(lèi)根拠】 本物質(zhì)のヒト及び実験動(dòng)物での単回ばく露に関する報(bào)告はない。したがって、データ不足のため分類(lèi)できないとした。
【參考データ等】 (1) 本物質(zhì)の無(wú)水物である硫酸マンガン (Ⅱ) (CAS番號(hào) 7785-87-7) は、2017年度 (平成29年度) GHS分類(lèi)において、それ自體の単回ばく露影響の情報(bào)がなく、他の可溶性マンガン化合物に関しても參考とできる情報(bào)がないことから、分類(lèi)できないとされている。
特定標(biāo)的臓器毒性 (反復(fù)ばく露)
(5) 硫酸マンガン二水和物をラットに90日間吸入ばく露 (6時(shí)間/日、5日/週) した試験で、1.5 mg/m3 (ガイダンス値換算: 0.001 mg/L、區(qū)分1の範(fàn)囲) で自発運(yùn)動(dòng)活性の増加がみられた (ATSDR (2012))。 (6) 無(wú)水硫酸マンガンをサルに90日間吸入ばく露 (6時(shí)間/日、5日/週) した試験で、1.5 mg/m3 (ガイダンス値換算: 0.001 mg/L、區(qū)分1の範(fàn)囲) で細(xì)気管支?肺胞の炎癥がみられた (ATSDR (2012))。
【分類(lèi)根拠】 (1)~(3) より、ヒトにおいてマンガン化合物へのばく露により中樞神経系及び呼吸器への影響の可能性があり、(4)~(6) より硫酸マンガン (無(wú)水又は二水和物) を用いた動(dòng)物試験の結(jié)果、區(qū)分1の範(fàn)囲で中樞神経系及び呼吸器への影響がみられていることから、區(qū)分1 (中樞神経系、呼吸器) とした。マンガン化合物の情報(bào)を加えて検討し、舊分類(lèi)から分類(lèi)結(jié)果を変更した。
【根拠データ】 (1) 硫酸マンガンを扱う産業(yè)に関連する本質(zhì)的なリスクは慢性的なマンガン中毒癥で、その主な標(biāo)的器官は中樞神経系と肺である。二酸化マンガン (CAS番號(hào) 1313-13-9)及びマンガン塩を製造する工場(chǎng)で平均気中マンガン濃度1.33 mg/m3に何年もばく露された作業(yè)者に気管支炎など軽度の肺機(jī)能低下がみられる。また、高濃度のマンガンばく露で中樞神経障害 (頭痛、記憶障害、めまい、虛弱、疲労感の後、歩行及び言語(yǔ)障害、筋肉虛弱、振戦、最終的に四肢の痙性麻痺) がみられる (GESTIS (Access on August 2019))。 (2) 高濃度のマンガンを含む井戸水を摂取した事例や、マンガン濃度の高い地域に居住する住民に対する疫學(xué)調(diào)査において、仮面様顔貌、筋硬直、振戦、及び精神障害などマンガン中毒に似た癥狀が報(bào)告されている (NITE初期リスク評(píng)価書(shū) (2008))。 (3) マンガン酸化物、マンガン塩製造工場(chǎng)において、二酸化マンガン、四酸化三マンガン、マンガン塩 (硫酸塩、炭酸塩、硝酸塩) の粉じんのばく露による神経行動(dòng)學(xué)的機(jī)能への影響の報(bào)告がある (NITE初期リスク評(píng)価書(shū) (2008))。 (4) 無(wú)水硫酸マンガン (CAS番號(hào) 7785-87-7) をラットに90日間吸入ばく露 (6時(shí)間/日、5日/週) した試験で、0.5 mg/m3 (ガイダンス値換算: 0.0004 mg/L、區(qū)分1の範(fàn)囲) で鼻腔の呼吸上皮に一過(guò)性の炎癥性変化がみられた (ATSDR (2012))。
誤えん有害性*
【分類(lèi)根拠】 データ不足のため分類(lèi)できない。
* JIS Z7252の改訂により吸引性呼吸器有害性から項(xiàng)目名が変更となった。